3歳でも歯並びの相談はできる?「Vキッズ」という選択肢について
- Cetegory :
- 院長コラム

「まだ3歳だから、歯並びの相談は早いのかな?」
「乳歯の噛み合わせが気になるけれど、今は何もできない?」
「寝ているときのいびきや、強い歯ぎしりが気になる」
お子さんのお口について、このように感じることはありませんか?
名古屋市昭和区のこどもGROWオーラルセラピークリニックでは、乳歯の時期から、歯並びや噛み合わせ、お口の使い方についてご相談を受けています。
当院には「3〜5歳コース」がありますが、お子さんのお口の状態によっては、それとは別の選択肢として「Vキッズ」をご提案することがあります。
今回は、Vキッズという名前を初めて聞く保護者の方にも、どのような選択肢なのか、当院ではどのように相談・検査・使用開始へ進むのかをご紹介します。
■ Vキッズとは?
Vキッズは、3歳頃から使用を検討できる、取り外し式の小児口腔機能育成装置です。マウスピース型の装置を、主に就寝時に使用します。
ただし、「3歳になったら全員が使う装置」というわけではありません。
お子さんの歯並びや噛み合わせ、お口の状態を確認し、Vキッズが選択肢になるかどうかを判断します。
保護者の方が、最初から「Vキッズを使いたい」と決めて受診する必要もありません。まずは、普段、気になっていることをご相談ください。
■ 噛み合わせ・いびき・歯ぎしりもご相談ください
当院では、次のような様子がある場合に、お口の状態を確認したうえでVキッズの使用を検討することがあります。
・噛み合わせが深い
・寝ているときのいびきが気になる
・歯ぎしりが目立つ、強いと感じる
また、お口が開いていることが多い、口呼吸が気になる、舌の位置や使い方が気になるといったことも、相談時にお聞かせください。
「噛み合わせのことだから歯科へ」「いびきのことだから歯科では話さなくてもよい」と分けずに、普段の様子を教えていただくことが、お子さんの状態を考える手がかりになります。
ただし、これらの様子があることだけでVキッズが必要と決まるわけではなく、使用によって必ず症状が改善するという意味でもありません。
特に、いびきが続く、睡眠中に呼吸が止まるように見える、苦しそうに息をしている場合には、小児科や耳鼻咽喉科などでの評価が必要になることがあります。装置の使用だけで対応できると自己判断せず、ご相談ください。
■ 3〜5歳コースとの違いは?
当院の「3〜5歳コース」とVキッズは、検査内容や進め方が異なります。
3〜5歳のお子さん全員にVキッズをおすすめするわけでも、3〜5歳コースの代わりとして一律に使用するわけでもありません。
お口や噛み合わせの状態を確認し、3〜5歳コースをご案内する場合、Vキッズを検討する場合、経過を確認していく場合など、そのお子さんに合わせて考えます。
また、5歳のお子さんでも、歯の生え変わりや噛み合わせの状態によっては、当院の「6〜9歳コース」で行っている矯正治療をご提案する場合があります。
コースに記載している年齢だけで、方法や開始時期が決まるわけではありません。
「まだ小さいから何もできない」と決める前に、今のお子さんにはどのような選択肢があるのかを知ることから始めていただければと思います。
■ 無料矯正相談から、使用開始までの流れ
【1.無料矯正相談】
まずは、お子さんのお口について気になっていることをお聞かせください。
歯並びや噛み合わせを確認し、保護者の方のお話も伺いながら、今後の方向性についてご説明します。
無料相談を受けた段階で、Vキッズの使用が決まるわけではありません。Vキッズを検討する場合には、次の検査に
ついてご案内します。
【2.Vキッズのための検査】
Vキッズの検査費用は7,500円です。
Vキッズ作製のための口腔内スキャンを行い、姿勢や顔の写真なども用いて状態を記録します。口腔内写真は、撮影できる場合に行います。
レントゲン・CTなどの画像検査についても、具体的な検査内容をご説明します。
この検査は、当院の3〜5歳コースで行う33,000円の検査とは内容が異なります。Vキッズの検査費用が、すべてのコースに共通する検査費用ではありません。
【3.Vキッズのセット】
検査後、Vキッズの使用に進む場合には装置をセットし、装着方法や使い方をご説明します。
セット時のお支払いは、Vキッズ66,000円と処置費用3,300円を合わせた69,300円です。
【4.月1回のMFT・経過確認】
使用開始後は、月1回の通院でMFT(口腔筋機能療法)と経過確認を行います。
MFTでは、お子さんの状態に合わせて、舌や唇など、お口周りの使い方を練習します。
当院では、装置をお渡しして終わりではなく、Vキッズの使用状況やお口の状態を確認しながら進めていきます。
毎回の処置費用は3,300円です。
■ Vキッズにかかる費用
無料矯正相談:0円
Vキッズの検査:7,500円
Vキッズセット時:
装置費用66,000円+処置費用3,300円
=69,300円
その後:
月1回のMFT・経過確認
処置費用3,300円/回
検査からVキッズのセットまでにかかる費用は、合計76,800円です。
この金額は、通院終了までの総額ではありません。セット後は、月1回の通院ごとに処置費用3,300円がかかります。
※当院の3〜5歳コースの検査費用は33,000円です。Vキッズとは検査内容・料金体系が異なります。
■ Vキッズを使った後の歯並びについて
Vキッズの使用後も、歯の生え変わりや噛み合わせ、お口の状態を確認していきます。
永久歯の萌出時期や成長に合わせて、その後の矯正治療へ移行することを検討します。必要に応じて、当院の「6〜9歳コース」で行う矯正治療をご案内します。
Vキッズを使用すれば、将来の矯正治療が必ず不要になるというわけではありません。また、6歳の誕生日を迎えたら一律に切り替えるというものでもありません。Vキッズの効果には個人差があります。
その時々のお子さんの状態に合わせて、次の段階を考えていきます。その後の治療内容や費用については、移行を検討する際にご説明します。
■ 「まだ3歳だから」と迷っている保護者の方へ
小さいうちに相談することと、小さいうちに必ず装置を使うことは、同じではありません。
今のお口の状態を知ることで、Vキッズを含めた選択肢を検討する場合もあれば、今は経過を確認していく場合もあります。
「噛み合わせが深い気がする」
「いびきや歯ぎしりが気になる」
「乳歯の歯並びを一度見てもらいたい」
そのような段階でご相談いただけます。
Vキッズという名前を知らなかった方にも、「このような選択肢があるんだ」と知っていただき、お子さんのお口について考えるきっかけになればと思います。
名古屋市昭和区のこどもGROWオーラルセラピークリニックでは、無料矯正相談を行っています。お子さんに合った方法を、現在のお口の状態から一緒に考えていきましょう。
※費用は全て税込です
【無料矯正相談を予約する】https://www.cieasyapo2.ci-medical.com/404/step1
■ 通院回数、使用期間などは、個人差があります。平均的に1年〜1年半程度(歯の生え変わりなどで変化します)
■ 主なリスク・副作用と使用上の注意
取り外し式の口腔内装置を使用する際には、次のような点に注意が必要です。
【装着時の違和感・不快感】
装着に慣れるまで、違和感があったり、唾液が増えたりすることがあります。装着が難しい場合には、無理に続けずご相談ください。
【装置が当たることによる痛みや傷】
装置が歯ぐきや頬、舌などに当たり、痛みや傷が生じることがあります。痛みが続く場合や、お口の中に傷ができた場合は、使用を中断して当院へご連絡ください。
【むし歯・歯ぐきの炎症】
歯や装置の清掃が不十分な場合、むし歯や歯ぐきの炎症につながるおそれがあります。装着前の歯磨きと、ご案内する方法での装置のお手入れを行ってください。
【装置の破損・不具合】
装置にひび割れや欠けがある、変形している、うまく装着できない場合は、そのまま使用せず当院へご連絡ください。ご家庭で削ったり、接着剤などで修理したりしないでください。
使用中に気になる変化があった場合は、次回の定期受診を待たずにご相談ください。
こどもGROWオーラルセラピークリニック
名古屋市昭和区山手通3-10グランウエスト山手3F-A
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