子供の矯正、待つ? 今すぐ?
- Cetegory :
- 院長コラム
お子さんの年齢、歯の生えている本数はどのような状態でしょうか?
矯正といえば「歯を綺麗に並べる」といいう目的が一番だと思いますが、
矯正が終わった後、後戻りが起きないようにすることも大切かと思います。
当院の「こども予防矯正」はスタートする年齢、歯の生えている本数にも多少左右されますが、
他院ではまだ様子を見ましょう。と言われたとしても当院では治療スタートを推奨する場合もあります。
それは、なぜか?
当院の「こども予防矯正」は歯並びが悪くなった原因からアプローチするので、生えている歯ではなく
舌、唇、鼻呼吸、頬、姿勢、足などのお口周り、身体の土台となる足、呼吸などの診査をしながら、
MFTと呼ばれる口腔筋機能療法という簡単なトレーニングを行いながら、透明のマウスピース(チューイングブラシ、マイオブレース、
プレオルソなど)を使用しながらお口の土台作りをしながら、顎の拡大を促します。
このトレーニングの効果は、成人の方にも効果はありますが、成長期のお子さんの時期に行うことで、よりその拡大や変化が
発揮されるお子さんもおられます。(変化は個人によって異なります)
舌を鍛えることで、顎を広げることを促したり、装置も歯列の状態によっては使用もしますが(バイオブロックステージ1,bb1)
広げた後に、舌が上あごにお口を閉じて自然に閉じていることが大切で、装置で広げる前に舌や唇の筋肉をトレーニングし、
装置で広げた後に後戻りをしにくくさせる事も大切で、その為には、歯が生えてきてからでなく、早い時期、6歳前後からスタートできるのが理想です。
では、6歳のお子さん、全員が6歳で矯正治療をスタートする必要があるか?というと
答えはNOです。
お子さんの歯の生えている本数、噛み合わせ、レントゲンでの歯が生えてくる予定の永久歯が骨の中で曲がっている場合もあるので、
全員ではないです。
しかし、現在、4人に3人のお子さんが歯並びが悪いと言われています。
実際、20年近く臨床の現場でお子さんのお口の中を拝見していますが、何もしなくても歯並びが良いね。矯正治療は必要ないね。というお子さんは、少なく感じています。
お口周りのトレーニングだけでなく、鼻呼吸を促す横隔膜呼吸の動き、鼻づまり解消などの呼吸トレーニングも行うことで、個人差は
ありますが、姿勢の改善も起こります。写真参照
歯並び改善はもちろんですが、歯並びを改善を行う際、装置だけで行う方法、土台作りを行いながら後戻りが少ない方法で行うか、
医院によって治療方針、治療方法など異なるので、その点で、今すぐ行った方が良いのか? もう少し待ってから行った方が良いのか?など、まずは無料相談を医院で行っているので、ご予約で「無料歯並び相談」の項目でご予約を。